2009年12月27日日曜日

世界遺産 アンコールワット展


日本とはまた違った発展をした仏教美術の美しさに触れられる展覧会。
静かで優しい表情の親しみやすい像が多く、予備知識無く見に行った自分でも安らかな気持ちで見学できた。
キャプションが、なんというか英語直訳的な大げさな言い回しが多くて面白かった。
入場料はけして安くは無いのだが、普段親しんでいるのとは違う美が楽しめて新たな感動があった。
日本初公開 世界遺産 サンコールワット展 ~アジアの大地に咲いた神々の宇宙~
会場:日本橋三越本店新館7階ギャラリー
会期:2009年12月27日(日)~2010年1月18日(月)
概要:(前略)本展では、プノンペン国立博物館、シハヌーク・イオン博物館から、アンコール王朝最盛期の彫像作品と民族工芸品を中心に60余点を一堂に展覧いたします。出展作品の中には、2001年に上智大学アンコール遺跡国際調査団がバンテアイ・クデイ遺跡で発掘した仏像11点が含まれ、本展最大の見どころとなっています。ほかに三島由紀夫が戯曲の題材にしたと言われる、砂岩の丸彫による大彫像「鎮座する閻魔大王ヤマ天」など、日本初公開となる圧巻な彫刻や繊細な浮き彫り作品なども多数含まれています。数々の発掘によりアンコール王朝の歴史が書き換えられたという、その至高の精華が一堂に会します。ベールにつつまれたその歴史に触れ、アンコールの遺跡に息づく神々の息吹を感じてください。